ついに1ドル150円を突破。


32年ぶりの円安が止まりません。


ここ数日で財務省は覆面介入をして、一時円高に振れるものの、その分、投機筋がまた円を売ってドルを買い増すゆえに、結果さらなる円安になる悪循環が生じています。


この覆面介入はドルを売って円を買うわけですが、日銀の当座預金の変動でどのくらいかがわかります。



つい先週に行った額は3兆円とも言われています。



しかし、はっきり言って規模が小さい。


これでは、前述したように、投機筋の動きで、また日米金利差が拡大するだけ。


さぞかし、覆面外交ならぬアンダーで米国とやりとりをしているはずですが、目前の中間選挙を控えて米国は聴く耳をもたないでしょう。



米国では、インフレをおさえるための利上げが繰り返され、さらにリセッションへの懸念が拡がり、ドル安円高、米国債が売られ、株安にもなるとの見立て。


そうなると株に行ってたマネーがドル買いに向かうと、さらに円安に?



ここは日米の協調介入しかありません。



そして、もっと大胆な為替介入をすることです。


小出しの介入では150円を突破し、160円がみえてくるでしょう。