イチローさんのメジャーリーグ球団の殿堂入りはまさに日本にとって快挙です。


しかし、それ以上に式典で語ったスピーチは圧巻でした。


「言葉とは何を言うかでなく、誰が言うか」


そこには、類い希な努力を積み重ねてきた無類のスピリットの現れだったと思います。 


常に注目され、時には、言葉の違いだけでなく、黙々と練習するさまに、自分のことしか考えていないと曲解され、たいへんな孤独を味わったことも披露。


それを克服するために、誰よりも早く球場入りをして、若手と同じ準備をしたりしたり、練習を手伝う側の立場で言行一致を貫いた。


だから、誰が言うかの深奥となる。


すなわち、 言葉を放った人の足跡がものをいうと教えてくれたイチローさん。


日本から来た細くて、小さい男が、今、ここに立ってることは、誰もができるはずと後身たちを鼓舞した。



日本人、すごいな!と世界の人々が称賛した瞬間だった。


やはり、イチローさんがすごいのだ。


心からお祝いと、感謝と、これからも野球人として頑張ってほしいと切に願います。