米下院議長ペロシ氏の訪台により、台湾海峡を中国の2隻の空母が取り囲み、軍機22機が防空識別圏で軍事演習へ。


当初、米国側は、ペロシ議長の訪台をまったく発表せず、電撃訪門を企てたが、中国側から牽制の意味合いで先んじて報道され、習近平国家主席の火遊び発言となった。


にもかかわらず、中国はペロシ氏の台北着陸時も何せず、軍事演習もペロシ氏が台湾を去った後の4日に行うという及び腰を呈した。



まさに、米国の「一本!」となった。


さらに、米国は原子力空母ロナルド・レーガンが台湾海域に乗り出し、沖縄の嘉手納基地から22機のKC135機が駐機。


まさに米中一触即発の危機にある。


秋の中間選挙を控え、ロシアによるウクライナ侵攻とそれと連携する中国の出鼻をくじくことで米国の優位性を保つことに。


一方で、メンツをつぶされた?中国は相当、ジタバタするはず。



台湾海峡の危機はまさに日本の危機でもあるとかねてから安倍元総理が指摘。


今回の軍事演習も大規模となり、日本のEEZを侵犯することも十分考えられる。


その時、日本は平和安保法制で対応できるのか。



様々なシミュレーションが必要となり、日本の防衛体制にさらなる覚悟が必要となっている。