総裁選真っ盛りというほどマスコミの取り上げ方がすごい。


しかし、いいことは政策論争が行われていること。


当たり前の話ですが、昨今の総裁選はスタート時点で勝ちが決まっているケースが多かったゆえに、あまり個別の政策に関して侃々諤々、議論することが少なかった。


それが、今回は連日のように討論会が行われ、コロナ対策、外交、安全保障、経済政策、年金等社会保障、エネルギー、憲法改正、医療、福祉、教育etc.とそれぞれの候補の理念や政策、価値観というものが浮き彫りになっていることは国民にもわかりやすい。



一方、世論調査で党員に誰が総裁にふさわしいかを聴くと、河野氏が40~50%、岸田氏と高市氏が20~25%で並びます。



しかし、これまでの総裁選は党員の傾向と議員票の傾向が比例しないことがありました。



今の世の中、その乖離が党への信頼度にもつながってくるのでは。



まだあと10日あります。



いかなる合従連衡が起こるかわかりません。



世論調査も討論会での各候補の一挙手一投足でガクンと下がることもあります。



刮目したいと思います。