昨朝5:00から7時間にわたり、中国の海警局の船が尖閣諸島の日本領海を侵犯。


2月1日に中国の海警法が施行されて初めてのことですが、断じて許されない行動であり、強く抗議するものです。


海警局とは日本の海上保安庁よりも、より警察力を保有し、今回の海警法施行で第二海軍の名をより実効性を強めました。


それゆえ、ここは抗議で収めてはならない。


昨年だけでも中国公船が尖閣諸島の接続水域を航行したのは、実に333日間。


今回の海警法は、中国公船が自ら領海と主張する地域では武器使用を認めるという完全に国際法破りの身勝手な法律です。


その施行後であり、日本漁船が威嚇されたことからまさに一触即発の事態となったことは断固強い措置をとるべきです。


現行法では、海上保安庁が領海警備にあたっていますが、ここは海上自衛隊の出動を可とすべき態勢を取るようにしなければなりません。


菅総理とバイデン米大統領との会談で、日米安保第5条の尖閣諸島への適用を確認し合いましたが、接続水域には理論上及びません。


防衛省の説明では、東シナ海において、日本の海自の護衛艦と中国海軍の艦艇が睨み合っている状況ゆえ、中国側に増派の口実を与えるので海自の出動には慎重とのこと。


しかし、そんなことだからなめられる。


接続水域でなく、日本の領海に侵犯した事案。


即座に対応するように政調会でも求めていきます。