ワクチンに関する報道が過熱気味で、国民に正確に伝わってないようです。
今朝の朝刊も、各紙、一般が5月からと。
さらにファイザー社のは16歳以上と。
確かに、日本の感染者数は33.5万人ですが、20歳未満の子どもたちは一人もコロナによる死亡者は出ていません。
それゆえかと思いきや、実はファイザー社の臨床試験では16歳未満はしていないからとの理由が正しいとのこと。
そして、接種する順番は、医療関係者350万人、65歳以上の3600万人、そして施設の従事者、基礎疾患のある人、そして、一般となっており、現段階で当初から早くて6月からと部会等で説明を受けています。
それが報道では、なぜか5月からと。
このような情報はきちんとマスコミは責任をもって国民に正しく伝える必要があります。
誤った報道によって、何でもかんでも政府のせいにされたらたまったものではありません。
今日の厚生労働部会でも、そこを質しました。
また、ファイザー社のワクチンは2021年分として、1億4400万回分の契約をしていますが、供給時期はこれからです。
さらに、米モデルナ社のは6月までの2500万人分、英アストラゼネカ社のは3月まで1500万人分の契約を結んでいます。
それらのワクチンがどのように承認を経て、接種体制にいきつくのか。
明日以降も、しっかりと国民の皆様にお知らせできるように議論を深めてまいります。