今日も全国で3600人と最多の感染者数を記録しました。


東京も888人と最多記録を更新しています。


明らかに感染拡大の一途をたどっていますが、理由は何でしょうか。


間違いなく、低温低湿が一因です。


寒くなって部屋で暖房を入れると空気が乾燥し、飛沫がエアロゾルになって大気中を浮遊し、人体に付着して感染します。


さらに、マスクも不織布のマスクも喋ると15~20%の飛沫が飛ぶと言われてます。


ましてや、フェイスシールドだと80%飛ぶとのデータもあります。


それゆえ、私は厚生労働委員会の質疑で、公共交通機関における車内の感染予防について提言しました。


とりわけ、JR、私鉄、バス等の車内の空調設備に高性能フィルターを貼り付けてウイルス吸着させるシステムを導入すべきと主張し、国土交通省から答弁をいただきました。


しかし、ここにきて感染者数の増大は、ずばり検査数の増加にも起因します。


すなわち、現在のPCR検査数は一日8万件を超えてますが、そのうち8割が街角検査センター等の民間事業者です。


最近、新橋の駅前にあるような2980円でPCR検査可能なあの検査センターです。


ところがこのセンターはあくまで検査機関であって、医療行為ではありません。


陽性判定が出た段階で、保健所に届け出をするスキームになっていますが、届け出をしなくても罰則規定がありません。


しかも、偽陽性、偽陰性も出ており、厚労省に現場チェックをするよう要請しました。


いずれにしても、あらゆる手立てで感染拡大を食い止めます。