菅総理が中国の習近平国家主席と電話会談をしました。


これまでの歴代総理は、安倍総理を除くと、中国に対し日中友好基本に穏やかな外交姿勢を示しており、その結果、中国側の日本に対する威嚇行為につながるような言動がなされてきたのも事実です。


それをふまえて、菅総理は、日中の地域における重要性を伝えながら、繰り返し尖閣近海に中国海警局の船が領海侵犯していることや中国の香港における反政府運動への国家安全維持法の行き過ぎた取り締まりを念頭にその懸念を伝え、話し合おうと申し入れました。


外交は初めが肝心です。


明快なスタートを切りました。


そして、11月の米大統領選挙でどちらが選ばれるかに関わらず、日本のスタンスをきっちり伝えたことは大切です。


29日はプーチン大統領との電話会談。


領土問題について日本の立場をきっちり伝えられると思います。


菅外交は、着実に船出しています。