今回の都知事選挙をみると、各候補、選挙戦のやり方は様々です。


新人候補はやはり、都内の街頭に立ち、政策を訴える従来の選挙戦を展開しています。

一方、現職候補は街頭には立たず、オンライン選挙を展開しています。


密を避けて、ソーシャルディスタンスをとる選挙といっても、その候補のパッションや人心をつかむ術はなかなかネットでは伝わりにくいところがあります。

序盤戦の各紙世論調査では現職候補の圧倒的な優勢が報道されており、情勢は投票日まで変わらないでしょう。


しかし、電話調査であり、ネット調査ではまた違った展開もあるようです。

そして、何よりも、今後の東京をどうしていくのか。


アフターコロナの東京の経済をどう立て直すのか。

都の財政調整基金が今回のコロナ対策で95%取り崩しており、底をついているなか、不交付団体ゆえに国から交付金が来ない財政制度のなかで、どうやりくりするのか。


本物の都政が求められます。


いずれにしても、7月5日の投票日までの各候補の発信とその中身に刮目していきます。

などと書くと、返すがえす、なぜ候補を立てなかったとお叱りを受けるのは承知しております。