北朝鮮の動きがかまびすしい。

金正恩委員長が表舞台に姿を見せなくなってから2か月が経ちます。

様々な説が流れていますが、あの国のことですから何があっても不思議ではありません。


問題はその妹の金与正氏が南北連絡事務所を爆破し、38度線に軍を配備したりするなど、挑発的な行為を繰り返していることです。


まさに一触即発的な状況にあります。


そして、何よりも本当に金正恩委員長が政治的な指導をできなくなっているとすると、金与正氏が軍をグリップできているのか、軍が暴発しないのかの点です。


首都平壌も市民は飢えにあえいでいるとの報道もあり、さらなる瀬戸際外交やミサイル発射などの危険性も高まっています。


さらに、北朝鮮が南北連絡事務所を爆破した発端は北朝鮮からすると、韓国が米国におもねているとう見方です。


これまで韓国は米朝関係の仲介をしてきたことを国内外にアピールしてきました。


さらに韓国の文在寅氏が選挙に勝ち、国内の支持を一定程度集めていることへの北朝鮮の焦りのようなものがそうさせているとの見方もあります。


米トランプ大統領が11月の大統領選挙を控えて、どのような策を講ずるのか。

トランプ大統領はここにきて、ウイグル族弾圧の責任を中国政府に責任をとらせるウイグル人権法案に署名し、これに対し中国は猛反発。


他方、ボルトン元大統領補佐官から実は中国のウイグル族の収容所を後押ししていたと暴露されました。


このようなトランプ流ディールが今後の北朝鮮や朝鮮半島情勢にどう影響を及ぼすのか、刮目しなければなりません。


政府としてもこの状況下、どう動くのか。