橫田滋さんが5日に亡くなり、その後10日の会見で妻の早紀江さんと、めぐみさんの弟の拓也さんと哲也さんが述べた言葉は痛烈でした。


拓也さんは、安倍総理はこれまで常にそばにいてくれたと信頼を寄せています。

悪いのは北朝鮮であり、あるのは日本対北朝鮮、拉致された被害者と拉致した加害者という構図のみと強く指摘しました。

そして、日本国民みんなが我が事のように考えてほしいと訴えました。

哲也さんは、40年間何もしてこなかった政治家やメディアが安倍総理を批判するのは卑怯だと述べました。

1977年に13歳で拉致され、今年で43年になります。

そして、わが娘を抱きしめることなく亡くなった父滋さんの無念をはらすために北朝鮮に粘り強く交渉していくことしかない。

まさに日本人の悲願として、横田めぐみさんを取り戻すために与野党とわず、あらゆるチャネルをつかって取り組みをあらためて強化するようにつとめます。

とりわけ米トランプ大統領と北朝鮮の金正恩総書記との関係が悪化し、金正恩氏本人が数カ月にわたり表に出てきていない現状で、どのようなプロセスや人脈で解決に結びつけるのかが問われます。


まさに我が事として取り組みます。