6月1日。
3か月ぶりに5都道県の小中高の子どもたちは学校が再開されました。
久々に友達に会うことや学校で勉強できること、校庭で遊べる等、胸を膨らませて登校した子も多いと思います。
一方、3か月も自宅で自粛して、ほとんど外にも出ないでゲームやパソコンやテレビにかじりついていた時間を、また元の学校を中心とした生活環境になると、様々な体調や心の変化も出てこようかと思います。
そんななか、東京でもまた14人の新規感染者が発表され、北九州の小学校でクラスターが発生しました。
このような環境からいかにして子どもたちを守るか。
学校における三密の回避、除菌、マスク着用等々の徹底。
命を守ることを何よりも念頭におくことは当然です。
また、議論されてきた9月入学はメリットよりもデメリットが大きいとして、今年の導入は見送られそうです。
行政も学校も親も、勉強の遅れにどう対応するのか、学校行事はどうするのか、きめ細かに対応することが求められます。
また、受験についても限られた時間の中でフレキシブルな対応が必要でしょう。
この年だけは学校のカリキュラムを終えないで受験したとなると、塾や家庭教師をつけた家庭の子どもだけが有利となることも予想されます。
学ぶ機会の平等だけは確保しなければなりません。