京と北九州で4日連続二桁の新規感染者が確認されました。

とりわけ東京は22人。

4日前のこのブログでも解除することに前のめりになっているのでは?と述べましたが、第二波のリスクが現実のものとなっております。

ようやく解除となって街中の人出は一気に増えました。

ピーク時に比べ、医療機関にやや余裕が出てきたことと、経済をまわさなければならないとの考え方から緊急事態宣言の全国解除となったのですが、東京はあと一週間みても良かった。

29日は22人ですが、昨日新たに東京でみつかった15人の感染者のなかで8人が感染経路不明という点がポイントです。


そのなかには、接客業や飲食業の方もいて、やはり解除後のコロナ対策こそ宣言期間中よりも徹底しなければなりません。

(バーやナイトクラブ、ライブハウス等の緩和へ向け、感染防止のために最大200万円の補助金を出すことになりました。)


通勤も宣言中に比べ、満員電車の乗車率は確実に増えました。


第二波は確実にすぐそこまでやってきています。


そこで、やはり各都道府県間の往来は最低限にして、自治体ごとの移動の徹底チエックを怠らないこと。

そして、6月中旬には濃厚接触者に関し、スマホのアプリで追跡することが可能となります。

これまで通り、三密を避け、手洗い、マスク着用、消毒の徹底、PCR検査の体制強化等々を加速すること。

さらに、医療提供体制を強化すべく2兆円を投じ、コロナ重点指定病院へ補助金を出して、十分な専用病床を確保し、かつ医師や看護師、介護従事者に一人20万円の手当を出すことになりました。

在宅勤務の手当増額や対面で仕事をする事業所でのバリア化への助成の拡充をします。


第二次補正案が来週から審議されますが、規模が117兆円と一次とほぼ同規模であり、足すと230兆円は確かに世界最大となりました。
  
しかし、中身を紐解くと財政投融資が39兆円で融資枠の拡大や法人も個人も借りやすくなるのはいいのですが、第二波、第三波を見込んだきめ細かなものにしなければなりません。

家賃支援も最大600万円まではサプライズです。

しかし、誰が本当に困っているのか、苦しんでいるのか、予算規模やお釣りがくるようなオーバーランは許されません。

しっかりと刮目してみていきます。


そして、二次補正が通らないうちに不謹慎かもしれないが、足りなければ躊躇なく三次も視野に入れるべき。