ここにきて再び検討されている中国の習近平国家主席の国賓来日に断固反対します。
ずばり今回の新型コロナウイルスの発生源のとして、自ら、政治問題化し汚名を着せているとの発言もその一つ。
元々、昨年の秋口から暮れにかけて
中国の武漢で発生し、それが全世界に拡大し、今や世界で30万人を超える死者が出ています。
しかも、それを今年の春先まで包み隠し、隠蔽しようとした形跡があり、しかもその後あたかもいち早く終息したかの恣意的な逆宣伝をした可能性があるからです。
さらに、WHOの事務局長があくまで中国を擁護するかの言動の連続でパンデミック宣言が遅れた経緯もある。
この経緯を科学的に解析することがWHOの本来の役割ではないか。
それと忘れてならないのは、去る8日の中国公船が尖閣諸島において、わが国の領海を侵犯し、日本の漁船を追尾したことです。
このコロナ禍の真っ最中にこのような威嚇行為を行うとは、ありえません。
また、明日は中国で国家安全法が成立することです。
1997年の英中共同宣言で、一国二制度により50年間は資本主義を貫き、自由を保障する国際約束。
これを反故にするもの。
それだけでも、この時期に日本への来日を国賓級にする理由が見当たらない。
安倍総理も会見で、中国の世界経済におけるプレゼンスの大きさに触れ、国家として世界の平和と安定に寄与する責任を果たすべきと明言。
発言そのものは、国際政治のバランスをとる内容となっているものの、欧米、豪州とともに今回の武漢から発生したことに起因する責任を追及し、国家賠償を求める動きもあります。
そんな時に国賓として招くなどとはあってはならない。