こどもの日。

今年は新型コロナの惨禍のなか、自粛の連続のなかにあり、こどもたちには辛い祝日となったことでしょう。

それでも頑張っているこどもたちの笑顔、日常を一日も早く取り戻してあげたいと強く思います。

コロナの影響が急速に国民の暮らしに及ぶなか、医療従事者をはじめ、中小企業も小規模事業者も、個人事業者も、一人親世帯も、障害のある人も、寝たきりの人も、病気の人も、すべての人がこの闘いに打ち克つ態勢にしなければなりません。


緊急事態宣言が5月6日で解除され、7日から営業再開を目指していた方々には落胆の深いため息が漏れました。

確かに今の感染状況からすれば、仕方ないと思っていたものの、やはり延長が現実となると、明日からどうすればよいのか、店をたたんだほうがいいのか悩みは深まる。

政府は特別定額給付金や持続化給付金、雇用調整助成金の緩和と拡充、公庫他の融資、国税・地方税の猶予といった対策を加速しています。

しかし、それらの対策は中長期のものもありますが、あくまでGWの5月6日までにコロナの終息を前提としたものだったはず。

それゆえ、延長することになれば、当然、第二、第三弾の経済対策をただちに打つことです。

休業補償なくして、営業自粛なし!

自国通貨である円建てで国債を発行できる日本です。

100兆円の真水の予算を組んで今を乗り切ることです。

令和の高橋是清が必要です。


そして、それとは別個に医療体制を万全なものにしなければなりません。


あらためて、感染症対策と救急体制を強化しなければなりません。

そして、こどもたちの教育の環境を取り戻さなければなりません。

公立と私立の学校で教育格差を生まないようにするために、全国のこどもたちに、パソコンを一人一台支給し、高速・大容量の環境整備を急ぐことです。

この4月に入学した生徒、学生がコロナの影響で学ぶ機会を失うことがないように徹底して支援することです。


こどもの日、あらためて今の日本のおかれている状況について考えさせられました。

ここは財政政策は封印してでも、やれることのすべてをやるべきです。

非力ですが、皆さんの声を具現化できるように努めてまいります。