台風19号は10月12日に発生して9日となった。


この間、関係閣僚からなる非常災害対策本部の会議はほとんど毎日行われてきた。


70名以上の方が亡くなられ、あらためてご冥福をお祈りする次第である。


被災されたすべての皆様にお見舞いを申し上げる。


停電は当初、最大52万軒。


それが本日、残り120軒となった。


電力会社、自治体、自衛隊、警察、消防、経産省職員をはじめ、様々な方々に多大なるお力をいただいてきた。


そして、宮城県丸森町の冠水により多くの被害を出したところが、最後残り、道路改修が終わり次第、停電も復旧する。


また、本日正午現在、避難者の数は宮城県丸森町や長野県内他、計4077名となっている。


冷え込みが厳しくなり、プッシュ型で届けた段ボールベッドやホットカーペット、寝具、マスク、消毒薬、爪切りなどは経産省で用意して、内閣防災を通して避難所に届く。


最後の停電復旧と物資搬送に、今は全力をあげる。


担当大臣として、そこにすべてを投入する。


命を守る政治。


そして、またいつ来るかわからない自然災害。


今回は直前の台風15号の経験をいくつも活かした。


あらためて再点検して、万が一の次に備えることが責務だ。