国会で代表質問が行われ、初めて閣僚として答弁を行った。


私には立憲の枝野議員から3問。


大規模停電の際の東京電力と政府の対応について。


9月9日即日、経産省職員をのべ341名、千葉県や26の自治体に派遣し、直接情報を得てきたとの答弁をした。


また、関西電力の昨年の報告書がいつ知ったか。


今回の報道まで一切なかったと答弁した。

そして、脱原発を掲げてきた趣旨と原発ゼロについて公約違反ではとの指摘について。


この点、私から。


脱原発を発してきたのは、福島原発の直後、福島を訪れ、ふるさとが凄惨な姿になっていたことで、原発に頼らないエネルギー構造を作るべしと考えたから。


その後、政府、与党で侃々諤々の議論を重ね、2014年のエネルギー基本計画は「再エネと新エネを最大限拡充し原発の依存度を低減させる」との方針になり、今に至っていること。


原発ゼロについては、資源のない日本があらゆるエネルギー源を確保し、国民生活と産業活動のために電力を供給する責任や気候変動を踏まえれば、現実的でないとの考えにいたること。


2012年4月の枝野経産大臣への質問は、原発事故の直後に安全規制が確立、定着していないなかで、安易に大飯原発を再稼働することは問題との趣旨であったこと。


その後、同年9月に原子力規制委員会が設置され、新規制基準に基づき安全性が確保された原子力発電所のみが再稼働をすることになったことで、今日とは状況が大いに違うこと。


この点で公約違反には当たらないとの答弁をした。


今後も様々な議論をしていく所存だ。