9月に入り、あと1ヶ月で消費税の8%から10%への引き上げとなる。


はっきり言えば、どこの国の誰も増税などしたくないはずだ。


しかし、世界一の高齢国家となり、否応なく人口減少社会となる日本が次代にツケを先送りしないために広く薄く負担する間接税をお願いするしかない。


ここにきて、報道では軽減税率、複数税率の複雑さを指摘する声が多い。

飲食店も持ち帰りは8%だが、店内で食べれば10%。


ところが、持ち帰り用の包装や容器代は本体価格を値上げして対応する。


お蕎麦屋さんも、出前は8%で店内で食べると10%だが、出前用のバイクの維持費や燃料代を考えると逆ではないかと嘆く声もある。


店によってはすべて統一した価格で提供するなど、様々だが、やはり初の試みには試行錯誤してやるしかない。


インボイス制度にも多くの声が寄せられている。


また、キャッシュレス対応もこれからが本番。


現在、キャッシュレス志向が増えているが、対象店200万軒で還元ポイントを行うのは50万軒。


高齢者はキャッシュレスを使わず現金志向との見方もあるが、それは果たしてどうか?


最近、コンビニでもコーヒー店でもレジのあたりをみていると年金暮らしの方でも意外とカードやSuica、ナナコ等を使っている。


あくまで時間がかかるが、消費が落ち込まないように対策を重ねていくことだ。