香港のデモは激化の一途を辿っている。


逃亡犯条例の改正案をめぐり、香港の人々が抗議行動として早3か月。


来月11日には香港において、一帯一路サミットが行われるが、どうやらそこまで行きそうだ。


一国二制度を採用している中国と香港だが、中国が力ずくで香港をおさえようとしており、その一端がこの条例改正である。


そして、何よりも今起きているのは、一国二制度をとる前まで香港は自由貿易や金融センターの拠点として繁栄を謳歌してきたのが、どんどん経済発展著しい中国に吸収されている。

さらに、香港市民750万人に対し、中国本土から150万人の新香港市民がやってきており、新たな住宅など特例的に入居していることなども不満材料である。


香港の市民にとっては、負けられない一戦である。


これに対し、中国は準軍事組織である人民武装警察がスタンバイしており、テロ行為との判断をすると、かなり過激な鎮圧行為に及ぶことが懸念される。


国連はどう動くのか、動けるのか。


奇しくも天安門事件から今年がちょうど30年。


第二のにはしてはならない。