厚生労働省の調査では、日本人は男性が二人に一人、女性が三人に一人ガンに罹患している。


世界一の高齢国家となり、平均寿命は延びていることからすると、ガンにかかっで昔は亡くなっていたのが、完治したり、治療を続けることで寿命が延びていることになる。


ガンサバイバーの就労や職場復帰をしっかり国としてもこれまで以上に支援することだ。


自宅勤務やテレワークなどもさらに普及させていきたい。


一方、オプジーボはガンの免疫薬として小野薬品が開発したものだが、もともとの研究はノーベル医学・生理学賞を受賞した本庶佑教授であることはつとに有名だ。


このオプジーボは肺がんや皮膚ガンの治療に大いに効能があることが実証されている。


ところが、これまでは新薬として開発され、がん患者に投与すると、一人あたり体重が66キロの人で年間3800万円もかかった。


それが今や保険適用医薬品と承認され、高額療養費制度で年間60万円前後となったことは画期的である。


しかも、本庶佑教授によると、肺がんだけでなく、これからは胃がんをはじめ16種のガンにも効能があると先般国会に招聘した時にお話があった。


今後、キイトルーダという新薬もガンの特効薬として注目されている。


日本の治験制度はかねてから欧米に比べて態勢が今ひとつマンパワーが少なく、承認されるまでが遅いと言われてきた。


ここは一気呵成に日本の一丁目一番地としてガン治療世界一の国家として前進させたい。


厚労大臣政務官をつとめてから11年経つが、これまでも不妊治療の保険適用などにもつとめてきたが、さらにガン治療大国日本を目指していく。