今日も各報道番組では老後資金2000万円問題を取り扱うところが多かった。


やはり老後の問題や年金に関わる話題は関心が高い。


昨日のこのブログにも書いたが、今回の課題を一つずつ整理して、冷静に分析したほうがよい。


野党は、こことばかりに鬼の首を取ったように騒ぎ立てるが、受け取る受け取らないの問題を除けば、金融審議会のワーキンググループの報告書のサンプルの偏った事例を取り上げた点が問題なのであり、老後資金について国民全体が考え始める機会になっていることも特筆すべきだ。


そして、年金が危ない、破綻するとか言う野党議員がいるが、元々、税と社会保障の一体改革を出してきたのは当時の民主党政権であることを忘れてはならない。


消費税を引き上げて社会保障の持続可能性を強化することと、三党合意をして当時の野田総理が解散をした。


その後、果たして年金制度は破綻したのか?


していないし、これからも5年ごとの財政再計算をもとに100年安心を築いていく。


しかし、平均寿命が飛躍的に伸びて、老後の生活資金がこれまでよりも必要になっていくことは間違いない。


ここ数日、この2000万円問題やイージスアショアの問題で、同日選見送りとの報道が目立つが、果たしてどうだろうか。


私はこれまで一貫して解散、同日選はないと主張してきたが、やはり19日党首討論がターニングポイントだと思う。


安定か、混乱か、、、。


会期末まで、まだまだわからない。