内閣府の景気動向指数が悪化と公表された。


やはり中国経済の鈍化が一つの要因でもあり、輸出入ともに日本の最大貿易国である中国の設備投資の伸び悩み等が要因であろう。


一方、20日発表される四半期別GDP速報値はどうなるのか。


月例景気報告の行方も気になる。


その後に7月1日の日銀短観となるが、政府は総合的に判断していくはずだ。


もちろん、今の段階ではリーマンショック並みという状況にはない。


2009年頃のリーマンショック直後は、日銀短観の大企業・製造業DIはマイナスの30~40であった。


今は弱含んでいると言っても、プラス12と出ている。


データも当局の動きもしっかりと刮目しなければならないが、やはりメルクマールは雇用と株価である。