平成最後の予算案の審議が行われている。
本日は、予定では午前中に予算委員会にて締め括り総括質疑をして採決、財務金融委員会、総務委員会にてそれぞれ税法案を審議して午後1時本会議で夕方に終わるとの流れだったが、朝一で根本厚生労働大臣の不信任案が出され、審議ストップ。
これで、午前中の審議はなくなり、完全にムダな時間が発生。
そして、13時からの本会議で不信任案を審議することに3時間。
その後、16時から予算委員会がスタートし、終わりが20時半で、それから財務金融委員会、総務委員会。
結局、予算案の審議のための本会議のスタートは夜の22:50。
予算委員会で可決した予算案を本会議で審議し、参議院に送付する段取りだが、野党側の発想はとにかく日をまたぐことに執心。
野党側は衆議院から参議院に送付するにあたり、30日前に送れれば自然成立することから、徹底して抗戦しているのだが、一日でも延ばすことにこだわる。
一日でも延ばすことで、勝ちだとも言っている。
はっきり言って、そのような野党の論理は世の中通用しない。
何の意味もないし、非生産的であり、野党の代表も口々に深夜国会に否定的である。
結局、深夜国会になり、国会職員の残業代が増え、働き方改革を国民に求めながら、国会が一番旧い職場であることを露呈している。
不信任案の趣旨弁明といって、理由を述べる演説も上限時間が無いことから延々とやることで、すべての日程を延ばせる。
日をまたぐことで野党流には勝ちだと。
国会改革は、ここからまずは手をつけないといけない。