国会はすべてにおいて緊張感をもたなければならない。


今日の予算委員会にて、桜田大臣の3分間の遅刻によって予算委員会が紛糾し、約4時間半審議がストップ。


事実関係は、桜田大臣の答弁の当たっている質問者の前の質問者の質問の際、答弁に不備があり質問ができないと、残り時間を後に回すことになった。


その時間が繰り上がったことから、次の質問者の時に当たっていた桜田大臣が遅れることに。


国会の道路一本隔てた建物に大臣室があり、すぐ目の前との意識もあったのかもしれない。


事務方のミスにしてももっと余裕をもって院内で待機すべきだ。


それにしても、野党はこれをテコに委員会室から出て行くことに。


以前、民主党政権の時に、大臣が二回目の遅刻で委員会が流会となったことがある。


一回目の遅刻の時は、15分経過して参議院の予算委員会が始まったが、その二週間後、同じ大臣が再び遅刻し、当時与党だった社会党も流会に賛成した。


今回はそれをとらまえて、野党側は予算委員会を流すと抗議してきた。


十分な審議をせよと言っている野党が、この遅刻のことで委員会を5時間近くも空転させるのはいかがなものか?


国民、有権者の声を聴いてみたい。


いずれにしても、遅刻したことから今回の事態に。


緊張感をもってしっかりやっていただきたい。