米国のダウが下落して影響を受けて、日経平均が1000円以上下げ、20000円台を割った。


経済のファンダメンタルズは堅調ゆえ、一喜一憂することは必要ないが、米国の金融経済、世界経済を見据えていくことが大切だ。


一方、わが国の海上自衛隊のいずもの空母化構想について、野党は各方面で憲法違反であるとか、専守防衛を逸脱しているとの意見を述べているようだが、そんなことを言っていること自体、中国の思うつぼを。


本当にその時に日本を守れるのか?


中国は南シナ海から尖閣諸島付近にも常時艦船を航行させ、三隻目の空母を建造中。


沖縄から宮古島を抜けて太平洋側へ抜ける訓練を継続中であり、戦闘機が行き来する頻度も増えている。


そこで今回の防衛大綱では、いずもを空母のような機能を持たせるとのこと。


米軍の場合、空母は相手に壊滅的な攻撃能力を持つ戦闘機や哨戒機を100機も載せており、日本の場合はそれにはるか及ばない。


やったらやるぞ!と思わせることが抑止力だが、今の日本の防衛力では事足りない。


それゆえ、やったらもっとやられると思わせることは米軍に任せており、今回F35Bステルス戦闘機の離発着をさせることとするが、常時でなく、医療や輸送など多機能型護衛艦として活用するとしている。


やはり、このあたりの防衛省の言い回しが大切になってくる。


慎重さが求められるが、慎重になりすぎて抑止力に足らないことは相手国の意のままになる。


来年の通常国会での国対はますます多忙の上に多忙を極めるはずだ。


年末年始、しっかり精進していく。