北海道地震から10日目の朝を迎えた。

厚真町にはたいへんなゴミやがれきが山積している。


早く平常に戻るよう政府と道と市町村が全力をあげている。


復興を加速させなければならない。


そして、総裁選は各討論会でデッドヒートの様相を帯びてきた。


討論内容は報道やネットのとおりだが、やはり憲法改正については白熱している。


安倍総理と石破氏の9条に関しての見解は、安倍総理が1、2項を維持し、3項を追加し、自衛隊の存在を明確に書き込むという案に対し、石破氏は2項を廃止し、自衛隊を戦力として書き込むという案。


理想を言うのはたやすいが、本当に国会議員の3分の2を得て、かつ国民投票の過半数を超えることができるのはどちらか。


日本の子どもたちの読む教科書には、自衛隊は違憲状態にあるとの憲法学者の見解が多くを占めている。


今この瞬間も、北海道の各地で懸命に復旧や復興に当たっている自衛隊員の子どもたちが、自分のお父さんの任務は憲法違反なのかと嘆くような国であってはならない。


この論戦を通じて、国民全体の総裁選になりつつあるがまだまだ関心が低いようだ。


自民党員そのものの投票率も全国で平均まだ5割を超えていない。


確かに地震で3日間の自粛や投票ハガキの到着を遅らせたこともあるが、それにして低い。


残り4日間、やれることをすべてやる。


明日は無派閥の議員で都内で街頭活動を行う。