夏の甲子園が開幕し2日目を迎え、熱戦が繰り広げられている。


今年で第100回目を迎えた。


今から40年前、早実の野球部の一員として甲子園に行った。


残念ながらレギュラーの番号はもらえなかったが、ひたすら裏方に徹した。


来る日も来る日も、バッティングピッチャーやバッティングキャッチャーなどをこなし、チームメイトの支援をした。


私が在籍した3年間で春夏3回ほど甲子園に行く機会を得た。


真夏の照り返す日差しのなかで、懸命にチームを支えた。



そして、当時の同期はレギュラーもそうでない者も生涯の友となった。


暑い夏が再びやってきた。


今回は、残念ながら早実は予選で敗退し、涙を呑んだ。


常勝という宿命の中で、同期の和泉監督の苦労は並大抵ではないが、彼は胆力の塊だ。


必ずまたやってきて、あの斎藤佑樹投手を擁して全国制覇を成し遂げた時のような感動を与えてくれるものと信じている。


さあ、夏の主人公たちが出そろった。


この中から誰がヒーローになるかわからないのが甲子園だ。
 

何度来ても、暑い夏は心に激烈に蘇る。