実質的にわが国の総理を決める自民党総裁選は9月7日告示、20日の投開票(党員は事前投票)となる。
安倍総理優勢の形勢になるにつれ、各派閥やグループが雪崩を打ったように支持にまわるのは、今回だけでなく党の総裁選史を繙くと頷ける。
政界とは魑魅魍魎とした予見可能性がつくようなつかないような世界である。
そして、それはいつの時代にも権力闘争の歴史である。
勝つか負けるか、伸るか反るか。
その意味では、6年前と違って安倍総理の鉄板の強さは他の誰にもまねできない胆力の上に胆力を重ねてこられた人間業を超えた域にあろう。
年間370時間を超える国会出席日数は、世界一であり、小生も予算委員会の筆頭理事としてその姿を目の当たりにしてきたが、想像をはるかに絶する。
誰が真似をできるのだろうか。
歴史は必ず自らが証人となろう。