今日は衆参で柳瀬元総理秘書官の参考人質疑が行われた。


昨年の夏の閉会中審査で、柳瀬氏は愛媛県や今治市の職員とは会ったかどうか記憶にないと答弁したが、その後の県側のメモで官邸に来たとされる。


今回、柳瀬氏のその際の主たる面談者は加計学園の事務局長と獣医学の元東大教授いうこともわかったが、その後ろに県や市の職員がいたかどうかはわからないという答弁だった。


大人数で行くときは、全員と名刺交換しないことも多い。


この時もそうだったとしても不思議ではない。


しかし、ここで問われるべきは、なぜ官邸で結果として国家戦略特区の認定を受けることになった加計学園の関係者と面談していたのか。


確かに、総理秘書官ゆえに面会は官邸でするとこや、朝から晩までの超多忙の身で、世情から離れることもあるために、つとめて外からの情報をキャッチしようとしていたことは頷ける。


しかし、やはり、李下に冠を糺さず、瓜田に履を納れず。


一方考えてみると、総理から秘書官に何か指示があれば、加計学園の関係者はわざわざ官邸に秘書官に会いに行って説明しなくてもいいはずとの見方もある。


それにしても、すっきりさせたい。