本日も朝から野党が自分たちの要求をのまなければと審議拒否し、本会議も開かれず国会は停まっている状態。


何よりも自ら出した法案を厚生労働委員会で審議しないことは、国会を冒とくしている。



一方、与党として、予算委員会の23日の集中審議も参考人質疑で行おうと試みたが合意を得られず、さらに与党だけでやろうとの考えに傾くも結局全会一致の原則を守ろうと考え、開催を見送った。


この点については、すでに報道で与党だけでも行う方向と出ていただけに、後退したのではとの見方もあろうが、国民の声を聴く時間を設けたととらえてほしい。


しかし、麻生大臣が辞任するまで審議に応じないとの野党の言動は問題だ。


もちろん、財務省に問題があるのは言うまでもないが、事務次官と国税庁長官が相次いで辞任し、財務省が混乱するなか、トップの財務大臣も辞めるとなると完全に機能不全になり、国際社会における信用の欠如や現在の書き換え問題の調査も政治のガバナンスが効かなくなる。


来週、時々刻々、与野党の攻防が続くが、これだけ攻めても野党の支持率が逆に減っていることに依拠して行動するべきだ。 


まさに無理筋だ。