本日も一日中、国会の院内に待機する時間が続く。


予算委員会の理事会で懇談会を持ちかけても、野党側は自分たちの要求(麻生大臣の辞任、証人喚問他)を飲まなければ日程協議に応じないと、明日以降読めない状況。


そんななか、街中の声は意外にもモリカケはもう辟易しているとの声がある。


もちろん、昨今の財務省文書書き換え、自衛隊の日報問題、財務次官の問題他、早く膿を出し切り、信頼を取り戻す不断の努力が求められている。


しかし、野党の審議拒否の古いスタイルは、自ら出した生活保護改正案を審議しないという顛末になっており、いくらなんでもやりすぎ。

どうやって起き上がるのか?


そして、何よりも今は外交である。


日米首脳会談にて、トランプ大統領は米朝首脳会談において、拉致を取り上げると明言。


北朝鮮の非核化に向けて米国の経済制裁は強化する方向を支持しており、一方で来月の中国の李克強首相の来日や日米FTAとTPP11といかにして12にするか等、やるべき外交課題がある。


日本は自由貿易の推進なくして、経済の隆盛はない。


米国の鉄鋼やアルミに対する関税措置などの手段にいかにして対抗するのか、国会で取り扱う課題は山積している。


そのために、与党筆頭理事としては、23日に集中審議を求め、安倍総理の帰国報告を聴き、目下の外交について質し、併せて国家戦略特区問題に絡む柳瀬氏らの参考人質疑を求めていく。