米朝会談の実現に向け、両国の外交が展開をされている。


もし実現すれば米国の現職大統領が北朝鮮首脳に会うのは初となる。


報道によると、金正恩は金体制の維持が保全されれば、核兵器を持つ必要はないと韓国側を通じて間接的に伝えた。


トランプ大統領もこれまでの経済制裁を解くことなく、むしろ強化する旨をちらつかせながら、北朝鮮の出方をみている。


そんなときに、ティラーソン国務長官を解任した。


河野外務大臣が米国で会ったのは、副国務長官。


数年前、わが国も毎年政権と総理大臣や外務大臣が変わって、諸外国からみると大丈夫かな?と思われていた。


まさに他山の石としなければならない。


そして、北朝鮮は米朝会談の進展をいいことに、日本が制裁を続けると平壌行きの切符はなくなると牽制。


裏を返せば、それだけ経済制裁が効いているという証左。


ここは神経戦が続くが、日米同盟を基軸とするものの、トランプ外交の行方を目をこらして注視することだ。


一方、日本には拉致という独自の課題があり、この問題を基軸として北朝鮮との直接交渉をやっていくことだ。


これまでの太陽政策で何も変わらず、北朝鮮は核開発やミサイル発射を繰り返してきた。


本当に北朝鮮が核開発をやめ、ミサイル発射の脅威が取り除かれるまで強い姿勢で臨むことだ。


今、まさに森友で混乱が生じているが、財務省問題は徹底して解明して、同時にもっともっと国益に資する国会の議論をすることも必要だ。