予算筆頭理事の職務がら毎日4時間の睡眠が続く。



なんせ朝5時からのメールのやりとりや夜中までの電話。


もちろん、日中は委員会と理事会。


今日の予算委員会は午前中に一般質疑、午後から集中審議。


この毎日の委員会のセットは、与野党の筆頭理事同士が互いに意見をぶつけ合い、行き詰まると国対とも相談、諸条件を出して折り合う。


集中審議は総理出席がマストで、テレビ入り。


一般は総理以外の要求大臣。


傾向としてみえてきたのは、野党の議員は、一般質疑の際は、ヤジも激しく、審議を何度も中断しようとし、あげくに突然委員会室から出て行ってしまう有り様。


ところが、テレビ入りになると、行儀が良くなり、ヤジも減る。


夕方17時で中継が終わるので、他の会派の質問に迷惑はかけられないからというのがその理由か?


ネット時代ゆえにすべて世の中には伝播されているのに、、、。


いずれにしても、国民の生活に関わる課題について、政府の揚げ足をとるだけの質問は国民的にどう映るのだろう?


直近の世論調査の政権の支持率をみても、予算委員会の時期はやや下がるのに、横ばいを維持し、政党別の支持率も、これだけ毎日政府を攻めている野党の支持率はほとんど上がっていない。


それもそうだろう。


厚生労働省のチョンボともいえる裁量労働制のデータ問題は行政機構のあり方を根本的に見直す機会でもあり、とりわけ出先機関のずさんな管理や本省としての監督についても猛省を促したい。


そして、今回の問題の本質はそのようなずさんな管理をしてチエック態勢が甘く、異なる調査の設問に基づく数値を比べたことと、それに基づく答弁を総理に用意した点だ。


これは質さなければならない。


そして、全データをあらためて精査しなければならない。


しかし、そのデータ問題について、同じ会派で同じような質疑をし、次の会派も全く同じような質問の繰り返し。


北朝鮮問題や経済問題、年金問題といった国民にとってもっと関心の高い論点について論議が少ないことは巷の声でもある。


残りわずかになってきた予算委員会の日程だが、これまで基本的質疑、一般質疑、集中審議、地方公聴会、中央公聴会、そして分科会が23日、26日とセットされ、今日の理事会で27日の締めくくり総括質疑と採決を提案した。


まだ折り合っておらず、攻防が続く。