民進党と希望の党が統一会派を組むという。
どうぞ!
しかし、昨秋の総選挙の分裂は何だったのか?
平和安保法制に賛成しないと公認しないと言った希望が、公認を得るためにあれは本意ではなかったと言って公認を得て、当選したとたんにまたまたそれこそ本意ではなかったと。
そして、さんざん批判して飛び出した民進党と組むという。
そもそも、根本的に平和安保法制は違憲だという民進党と同法容認の希望が基本政策をグレーに包み込んだまま一緒になれば早晩瓦解する。
希望の支持率は1%を切っている。
民進党も1.6%前後。
ところが、これに無所属の議員を足すと議員数は支持率11%の立憲民進党を超えるという。
国民世論を完全に無視した暴挙であり、国民の鉄槌を食らうことは間違いない。
というよりも、政策と政権を選択するのが国政選挙。
所持金や数だけで離合集散を繰り返すおぞましさとスキャンダル探しで重箱の隅をつっつく手法は支持率を下げるだけ。
そして、選挙後低迷しつつある立憲民進党を際立たせるだけだ。
国会には健全な与党と健全な野党の存在が求められるのは世の常。
われわれ与党もしっかり万全を期さなければならない。