昨日で特別国会が閉会した。


39日間であったが、あっという間の国会であった。


そんななか、今年になって身近な自民党国会議員が二人逝去された。


一人は青森の木村太郎議員で、広報本部長をされていたとき、部長を拝命した。


即断即決、普段は大人しい方だったが、こうと決めたらその行動力はずば抜けていた。


そして、常にユーモアをたやさず、朴訥なジョークでまわりを和ませてくださった。


もう一人は、新潟の長島忠美議員。


あの中越地震の際に、山古志村の村長として村の人を救い、一躍有名になった議員である。


武部幹事長の時に、一緒に副幹事長をつとめた際に、新潟の豪雪地帯の視察にご一緒したことがあるが、どんな時でも泰然自若としてたじろがない胆力は雪国の首長をつとめてきた経験のなすわざか、生来のものか、稀有の議員だった。


木村議員は50代、長島議員は60代で政治家として働き盛りだ。


惜しんで惜しみ余る。


二人とも、本当に徳のある方だった。


心からご冥福を祈るばかりである。