東京都政はこれから重要な岐路を迎える。
都政に専念するという小池知事だが、当然のことである。
問題はその課題解決力だ。
豊洲の開場がさらに先送りとなったのは、入札制度が変わったせいで不調が続き、汚染対策工事に入れず、その結果、築地の人たちも移れず、混乱が拡大。
築地が移れないと環状2号線の工事着工に入れない。
そうなると工事に入っている選手村と銀座を結ぶ道路無しでは、オリンピックパラリンピックそのものの開催にまで影響が出かねない。
そんななか、都議会公明党が都民ファーストとの連携を解消の動き。
ここは早急に立て直しが必要だ。
22名の少なくなった都議会自民党だが、腰を落ち着け、都民の声をきちんと都政に届ける姿勢で冷静な都政へのイニシアティブをとってほしい。