戦後から72回目の全戦没者追悼記念式典が行われた。


310万人の英霊の御霊に心から尊崇の念を表し
哀悼のまことを捧げ、あらためて恒久平和の不戦の誓いをする。


そのための日である。


北朝鮮ミサイル事案や中国の問題が山積するなか、今日が日本のすべてをみつめる原点でもある。


そして、戦後72年間、日本は一度も戦争に巻き込まれることなく、平和を享受し、繁栄を築いてきた。


極めて貴いことである。


だからこそ、有事に万全の態勢をもって備える。


今可能な範囲の迎撃システムを構築することはもちろんだが、あくまでも平和的、外交的手段で世界の国々と連携をしてこの瞬間の危機を脱することである。


祖国のために亡くなったすべての英霊たちは、何よりも今の平和と安寧を喜んでいるに違いない。


だからこそ平和のための終戦の日なのである。


今日の式典でも、天皇陛下は「過去を顧み、深い反省」と述べられた。


まさに重いお言葉であり、厳粛に受け止めなければならない。