フィリピンを訪問中の河野太郎外務大臣は、東アジア外相会議で、中国の南シナ海に関する問題を批判した。


まずこれは当然のこと。


そして、中韓外相との会談で、毅然と対応したことは大いに評価すべきである。


韓国には、慰安婦問題をめぐる日韓合意をきちんと履行すべきと。


当然である。


どれだけの賠償をしてきたのか、補償をしてきたのか、きちんと世界に発信することだ。


中国の王毅氏とは在日大使もつとめ、河野氏も旧知の仲。


しかし、その王毅外相が、あなたの父親の言葉を信じていただけに失望したと批判したことに対し、淡然と中国は大国としての振る舞いを身につけてほしいと切り返した。


これまた、当然のこと。


外交は初めが肝心。




河野外相は、世界のなかの日本のスタンディングポジションをよく認識している政治家だ。


新たな河野外交が始まった。