本日、衆議院の予算委員会の理事懇談会が開催された。



閉会中審査ということで、加計問題をはじめとする安倍内閣の基本姿勢についてというが、ここは参考人にもでてきてもらって安倍総理からも積極的に答弁がされるとみる。


野党側はこことばかりに、何人もの参考人を要求してきているが、整わず明日、再度理事懇を開くことになった。


問題の核心は、総理と加計氏が長年の友人だから愛媛における獣医学部認可に何か忖度があったのでは?との部分。


友人であるからといって、また仮にそのまわりが慮ったからとしても、規制改革会議や国家戦略特区諮問会議での厳正な審議は簡単に認可をおろすことはない。


そこには、閣僚をはじめ関係者のらしきメモが出てきているが、どこから出たのかも明らかでないものが多く、決定的な証拠にならず、半端なやりとりになっていることはご案内の通り。


もちろん、プロセスを透明化することは大事だが、ここのところの報道は事実関係と予測が混同され、一般の視聴者は何が何だかわからない人も多いようだ。


このあたりをもう一度、予算委員会でじっくり審議をして明解にしていく。


それと、今回は質問時間が3対7となったが、これまでの予算委員会では2対8で、野党に極めて多くの質問時間を配分しているが、本来これは議席数からしたら、7対3の割合だ。


このあたりも慣例となってきたが、再度話し合いをするべきだ。


でないと、一票を投じた国民の民意が反映されない。