トランプ政権下の米国視察は、4日目に入り、朝一でNYからワシントンDCへ。
到着後、ランチをとりながらワシントンの小林公使から現下の米国の政治情勢を聴く。
そして、下院の会館に出向き、共和党のデイブ•ライカード下院議員、民主党のホワキン•カストロ下院議員から話を聴く。
やはり、ここにきて大統領側のロシア疑惑がかなりの打撃となっており、弾劾にまで及ぶのか、一方で各州ごとには共和党が安定した運営を行っており、来年の中間選挙が見物であることがわかった。
オバマケア廃止法案は1兆ドル以上の財源確保やケアが始まり7年半経って、浸透していることと増税になっていることとのバランスなど、非常に判断が難しいこともわかった。
北朝鮮ミサイルの迎撃システムには日米で高度化を進めるべきであり、フセイン、カダフィを捉えた経験から高度化するレーダーと特殊部隊のブラッシュアップをはかることなど。
大切なのは、日米ともに政治の安定である。
党内でもはっきりと言うべきことを言うのは当然だ。
しかし、自分の立場づくりのための諫言は聴く人の耳に届いても心に響かない。