自民党都連の会長をはじめ5役はこのたびの都議選の結果を受けて辞意を表明した。


もちろん、私も会長代行として辞任する。


近々開かれる支部長常任総務合同会議で手続きを踏んで承認される。


そこで、次の会長の選考については、個人的には党員の投票にすることを提案したい。


これまではその時の執行部が選考委員会を設置し、次の執行部を決めてきた経緯があるが、それがある意味ブラックボックスと揶揄されてきたところもある。


今回の結果を受けて、都連は解党的な出直しをはからなければならない。


そのためにも、党員の一票一票による公正な選考過程を経て都連会長を選び出すことが必要だ。


さらに、議員票も党員票も総裁選のように傾斜配分するのではなく、同じ一票にすることだ。


さて、私は初当選以来、5期15年間無派閥を貫いてきた。


派閥の意向によって自分の意思を左右されることはあってはならないゆえ、利益得失を考えずに無派閥できた。


ある意味愚直に歩んだ来た。


しかし、副大臣2回、副幹事長6回、選対副委員長2回、政調副会長2回と様々な経験をさせていただいた。


派閥が有名無実化している側面もあるのだ。


派閥を無くすと言いながら、結局自ら派閥をつくるような先祖返りは15年無派閥の私からすれば信念なしと言わざるをえない。


それゆえに、今回は真に改革のできる都連のリーダーを選び出していきたい。