連日の森友騒動で、米国のティラーソン国務長官が来日していたのがあまり報じられなかった。

ティラーソン長官は眼光鋭く、「北朝鮮外交は20年間間違っていた。すべてのオプションはこのテーブルの上にある」と。


今そこにある危機に対し、自らの行動なしに米国もあなたを守らないとの意だろう。


しかも、韓国の現在の無政府状態ゆえ特に。



こんな時に、日本の国会が何に血道をあげているのか?とも聞こえる。


秋田県の男鹿では北朝鮮からミサイルが飛来したときの避難訓練を行った。


今まさにそこにある危機なのだ。


トランプ政権は大統領、国防長官、国務長官、通商代表とそれぞれ役割分担をきっちりしているようだ。


トランプ大統領は日米同盟を深化させ、米国を信じろと言うが、ティラーソン長官はこのように日本のさらなる努力を求めてくる。


トランプ大統領は首脳会談ではあまりリクエストをしないが、担当レベルではさらなる市場開放を求めてきた。

18日のG20財務相中央銀行総裁会合でも、保護主義に対抗する旨の文言が削除された。


これが外交だ。


日本ももっと果敢な取り組みとスタンスを示す時だ。