毎年のこととはいえ政治家にとって新年会は、体力と気力の限界までの挑戦だ。


もっとやることがあるでしょ?と必ず言う人がいるが、気にしないことにしている。


なぜなら、年初に顔を合わせ、交わす会話のなかに、今年も一年お互いに元気で頑張ろうとのコミュニケーションは伝播する。


10万票を超える票を獲得しないと国会での議席はない。


5期連続の原点でもある。


区議の時は70件、都議で200件、衆議院で600ほど。


地方の国会議員に聴くと東京は異常な数だと驚かれる。


そして、この新年会まわりは一年のエネルギーの3分の1は消費するかも知れないくらいの一大イベント。


しかも、国会が始まり、朝の駅頭や寒修業もある。


ブートキャンプや自衛隊の訓練よりは楽かもしれないが、ボクサーが減量に臨む日々やプロ野球選手のシーズン前のキャンプの千本ノックのようなものだ。


まさに、体力と気力の限界までの挑戦。


そして、そこには外交も憲法も防衛も教育も、年金も医療も介護も長時間労働も子育ても環境もエネルギーも、党派を越えた国民の声、あらゆるエキスが詰まっている。


さあ、400ヵ所を終え、2月の終わりまであと200ヵ所だ。