いつも声を掛けないと、机に向かうことができないタロウの話です。
学校に行かない生活も早2年8ヶ月。
塾にも行かないとなると、後は家庭内で自分でやるしかない。
でもそれには、動機と共に自分で自分を律する強い意志が必要ですよね。
目標設定し、取り組む手段を考えながら、向き合ってやっていけるように、試行錯誤しています。
だけど、なかなかうまくいきません…。
学習を続ける大切さは、私からも折に触れ伝え続けているものの、本人としてはなかなか難しいところがあるみたい。
数ヶ月前から机に向かう時間を"えんぴつタイム"と呼んで、私から声を掛け促してきました。
ですが、最近すっかり取り組む頻度が少なくなりました。
最近の私の声掛けの頻度が少なかったから…
ということも、私の頭の中には有ります。
問いかけると「やる」とは言うものの、任せっぱなしだと動かない。
私には、声をかけて欲しいと言う。
でもやらない。
「何が問題?」
寝る間際、最近頻繁に繰り返しているそんなやり取りの最後に本人に尋ねてみました。
たぶん、何かひとしきり考えたのでしょう。
会話の後で、私の顔を見ようとせず、しばらくしばらく無言で俯いた後で、リビングに移動しソファで寝ようとしました。
私と距離を置きたかったのかな。
結局、1時間程でいつもの寝室に戻ってきたのですが…笑
明日から何か、変わるでしょうか。
何を考えたのかな!
最近もいろいろ想いを巡らせながら、約1年前にタロウが力強く動き出した出来事をふと思い出しました。
もうあれから1年以上経つのかと改めて記憶を辿ってみたけど、結局その後のタロウ、学校方面において大した変化は無いまま。
運動会に2年連続、校舎2階の見学席から参加した程度。
こんなところにも、もしかするとタロウの今の在籍校へのモチベーションの持ちにくさが現れているのかもしれない、とハッとしました。
まだ低学年だった不登校初期、学校を"敵"と呼び、"時間を取られる"と言っていたタロウです。
変わらぬ保育園愛、現在進行形です。
本人の自覚とはまた別で、姉のハナコ以上に学校そのものに関心が持ちにくい(学校への拒否反応が強い)のだとすると…、色々考えてしまう。
おまけ
小さくて過激なファイター!
側を誰かが通る度に、鋏を振り上げずにいられない性分。小さいガラス容器にみなぎるエネルギーのお裾分けが毎度ありがたく、愛おしい。