もう、全力で見守るしかないのですが…



学校の宿泊行事へ参加したいと言い出したタロウ(小4)。

それに対して戸惑う私の気持ちを少しずつ整理しています。

本当にびっくりしました!

 

 

約1年半の不登校、

夏前からは友達と会おうとしない、先生とも会わない、
学校にも足を踏み入れることができない状況で

タロウはなぜ急に学校の宿泊行事に参加したいと言い出したのか。



発言の翌日、タロウにそれとなく聞いてみました。

「宿泊行事のどういうあたりが楽しみ?
 なんで参加したいと思ったの?」



するとタロウ、

「前のボクなら、絶対参加すると思ったから。」

そう答えました。



数か月前にも、タロウはこんなことを言っていました。

「保育園のときのボクは、自信満々だった。」



本当にこれ、親として傍で見ていてよくわかるのですよね。
(これを言われると、小学校生活になかなか馴染めていなかったタロウの辛さが伝わってくるようで、ちょっと泣けてきます。)


こういうことを思い出し、

宿泊行事というところから芋弦式に
娘の時に辛かった観光バスお見送り事件(?)まで思い出し…



私がここで暗くなっても仕方が無い!

 



本当にしょうも無いと思いながら…

 


つい暗くなっているのは何故なのか、
自分で嫌になりかける程です。

(ホルモンバランスのせいもたぶんあったみたい 汗)



ただ、本当にここに囚われたくないと思いながら、

タロウが今回挑戦したいと思った気持ちを
「がんばれー!」と全力で応援したい。



タロウの挑戦したいという意欲の先の、

成長する姿を楽しみに見守りたい。



今できることとして、

夏休み中にできなかった
お友達を誘っての
花火の段取りを進めています。

数日前にドンキに行って、
そこでも大きい打ち上げ花火しか残っておらず
その後ネットで注文することを思いつき
これから注文する予定。

日程は決まったし、
花火と共にタロウの希望はかき氷だということで
売り切れ間近だったシロップも
急いでゲットしました!

 



お友達とも、電話で話をすることができました。

と言っても、私とお友達とで話している様子を
スピーカーにしてタロウと共有した感じなのですが
(2人に了解をもらってそうしました)

それでもお友達とタロウとは気心の知れた間柄で
お友達がタロウの状況を理解してくれ

気遣ってくれていると感じることも有り、
当日はたぶん問題なく楽しめるだろうと思っている。

スピーカーでの会話の中で、
宿泊行事の情報も聞くことができました。

先生や私からでは無い
お友達目線のそういう情報は
タロウ自身にとても伝わりやすいと思うから
ありがたいです。

宿泊行事に向けてワンクッション挟むように、
友達との交流も試しながら、

先生との打合せも重ねながら
コンディションを整えようと思います。

 

 


突然湧き上がった意欲の正体、

 

「前のボクなら絶対参加すると思ったから。」

 

 

 

タロウには”前のボク”を取り戻したいような気持ちが有るのだと思います…。

 

 

 

”今のタロウ”もしっかりと肯定しながら、

タロウの気持ちに寄り添って

挑戦の行く末を見届けたいと思います。

 

 

 

おまけ

 

タロウの餌で立派に育ったカマキリは、この夏のタロウの勲章のように私には思える。この日も生き餌(主にバッタ)を探してウロウロ。汗かいて蚊に刺されて大変だけど、夜の昆虫採集が楽しくてたまらない!