こんばんは
カニ蔵です
おかしい・・・
もぉ10月だなんて・・・
早い・・・早すぎる・・・・
巷ではクリスマスケーキやおせちの予約も開始してるみたいだし、2024年も終わりなのね〜・・・イヤイヤまだ3ヶ月もあるじゃん
クリアしていない今年の目標は、まだまだたくさんあるので、色々計画立てて1つでも多く達成したいと思っています
先週末、
ゾウと代々木能舞台でお能を観てきました。
今回の演目は「熊坂」と狂言の「萩大名」
席からの眺め
今回もミニレクチャー付きです。
レクチャーによると・・・
前シテは面をつけずに、直面(ひためん)の僧で登場。
ワキも僧。(大概僧役が多い)
僧(シテ)が僧(ワキ)に回向をお願いするのですが・・・
「自分で弔ったら良いじゃんっとツッコミたくなりますよね〜」
「オマケに誰を弔って欲しいか名前を言わないんですよ〜」
(実はシテは亡霊で、自分を弔って欲しくて現れた)
「それと面白いのは、基本的にお能はシテが前場で、自分の正体を明かして後場で本来の姿で登場するのですが、熊坂では前シテは正体を明かさず退場してしまうのですよ〜。
そして、間(アイ)によって正体がバレるという展開なんですよ〜」
(へぇ〜、よくある展開とは異なる感じなんだ〜)
レクチャー後、熊坂を観た感想は・・・
前場は僧が2人の静かな場面でしたが、後場は一転して、亡霊の力強い躍動感ある動きに目が釘付けで、最後までしっかりと観られました〜。
これ(あちらの世界に行く気配も全くなく、最初から最後まで100%の集中力で鑑賞)は、私的には快挙かも
熊坂、是非また観たいですぅ〜
狂言の萩大名は先日の「能尚会」でも観たのですが、何度見ても笑えます
演者や流派によって演じ方の違いがあって、こちらもとても面白かったです〜。
ゾウと一緒に
メガネ姉妹
代々木能舞台は屋外なので、時間と共に変わっていく陽の光が、舞台の演出のようにも見え趣があり、大好きな能舞台です。
この日のわたし
秋の虫の単衣お召
鈴虫だと思っていたけれど、の知り合いに「鈴虫はこんなに胴は長くないよ〜」と言われ
「コオロギにも見えるしなぁ〜」
オブラートに包んで「秋の虫」で落ち着きました
ほんの少~しだけ透け感のある夏お召は、9月にぴったりの着物だと思います。
後ろ姿
生紬に絞りの、虫が好きそうな葉っぱ柄の帯。
帯周り
熊坂のお面はべしみという面なので、それに近い気がする能面の帯留め
能面の帯留め、色々欲しいなぁ
今日もお読みいただき
ありがとうございました
神無月癋見
長霊癋見