こんばんは星

カニ蔵ですかに座

 

先週末、

観たかった吉原展に行ってきました〜歩く

 

ちょうど観終わって会場から出てらした方に、写真を撮っていただきましたにやり

その方から、

「見応えあるわよ〜。たっぷり2時間はかかると思うから、楽しんできてね〜。」

と言葉をかけていただき、一層ワクワクしながら館内へ。

 

吉原の歴史、細見図、年間行事、遊女の1日のスケジュールや日常など、浮世絵を通してわかりやすく説明されていて、

本当ビックリマーク見応え満載でした。

 

国内の美術館所蔵品はもとより、大英博物館所蔵の物も多くきていて、日本にいながらにしてそれらを見られるというのも今回の展示の醍醐味イギリス

 

 

《江戸風俗人形》

ここは写真撮影オッケーカメラ

檜細工師・三浦宏

人形師・辻村寿三郎

江戸小物細工師・服部一郎

人形の表情が豊かで躍動感があって、実際の廓の様子を覗き見ている感覚になります目

 

こちらの、寿三郎さんの言葉がグッと胸に刺さりました。

 

 

特に印象に残った絵

どちらも、稲本郎の花魁、小稲

左・高橋由一の肖像画 明治5年

右・浮世絵(左が小稲) 明治8年

 

由一の絵を見た小稲が「私はこんな顔じゃありません」と泣いて怒ったというエピソードがあるそう。

油絵と浮世絵、平面と立体、そして理想と現実、その違いが興味深かったです。

 

 

気づいたら3時間!!

吉原の世界に浸っていましたポーン

 

浮世絵はもちろん、時代劇や落語などで観たり聴いたりする吉原は、お話の中だけの世界と錯覚しがちだけど、

江戸時代に実在した文化としての吉原を、改めて知ることのできた良い展示会でした。

 

後期の展示もあるのでまた来たいけれど、多分時間的に無理なので、思い切って図録買っちゃいました!

(めっちゃ重かった〜泣)

 
 

館内のカフェにて。

(チーズケーキをひと口食べたところで写真撮り忘れたことに気付きましたあせる)

集中した3時間の鑑賞の後の甘味がしみわたります。

吉原の世界に思いをめぐらせながら、のんびりクールダウンして、現実の世界へと戻りました。

 

 

 

    風船この日の私風船

 

単衣の大島紬

 

後姿

手描きの金魚柄の塩瀬の帯(塩瀬って締めにくくて苦手DASH!

 

帯周り

吉原展に行くなら絶対これでしょ!な、花魁の帯留め。

 

 

 

 

 

ゾウかに座今日もお読みいただき   

   ありがとうございました かに座{emoji:ゾウ}