本体は表布と裏布を縫い合わせ、間に綿も入れてこんな感じに出来てます。
上部は紐で締めるのですが、かがり紐はその紐を本体に付けるための紐になります。
茶器のお仕覆の写真で説明すると、矢印の先の細い紐です。
かがり紐は、絹糸を撚った(よった)糸3本で作ります。表の布の色に合わせて、薄緑2本と桃色1本の3本で作る事にしました。
先ず、絹糸を撚る準備です。
お仕覆に入れる酒器の胴回りから、作る糸の長さを算出し、糸の長さを十分に取れる高さにフックを付け、そこに絹糸の端を結んだS字フックを引っ掛けます。
桃色の絹糸は、このS字フックに3回掛けて1本の絹糸を7本取りにして、
必要な長さにになるように下もS字フックに結び、重りで引っ張りながら、重りを左巻きに回して糸を撚りました。
必要な長さの所にフックを刺しておき、S字フックを引っ掛けて留めます。
薄緑の絹糸は5本取りにして
右上の桃色の糸位置にと同じ長さになるまで、左下の薄緑の糸を撚りました。
薄緑の糸を、もう1本作り、次に3本をまとめて逆方向の右巻きに撚って紐にしたら、板に巻き付け
湯気をあてて、撚りを固定させます。
アップにすると細い桃色の糸が入っているのが分かります。絹糸7本で撚ってもまだ細かったみたいですが、何度もやり直したので、もうこれでかがり紐の完成とします。
次回は、長緒に使う糸を編む予定です。
細い絹糸だと作業が大変だと分かっていたら薄緑1色にしたのですが、ここまで来たら思い出作りと思って最後まで頑張りたいです。
年内には出来上がる目処がついて来ました。
今日の浴衣コーデ
今日も暑かったので、浴衣です。
このコーデは今年着たいコーデとして考えたひとつです(詳しくはこちら)
コーディネートを考えておくと、悩まずに着るだけでいいので楽ちん。
《帯周り》
8月も下旬になり、浴衣を着られる時期もあとわずかだと思うと頑張って着たくなります。
でもちょっと夏バテ気味です、、、。