週刊一色塾 Vol.489
2022.12.06(英語科+α:北條博道)
「入試問題を信じよ!」
これは自分がよく塾生たちに言う言葉のうちの一つです。
これとは別に「英語を信じよ!」というのもあるのですが・・・これはまた別の機会に紹介しましょう。
さて「入試問題を信じよ!」とはどういうことか?
「全ての入試問題は普通にやれば必ず解ける」ということです。
当たり前のことを言っているようですが・・・様々な不安を抱えながら毎日勉強を続けていくうちに視野が狭くなってしまった受験生は、ときにこの真理(というほどのことでもないのですが・・・)を忘れてしまうようです。
特に英語の長文問題や現代文の問題などと向き合う際に陥りがちな状況だと思います。
つまり、「(少なくとも自分なんかには)絶対に解けるはずがない・・」と考えて諦めモードになってしまうわけです。
そんな気持ちでは出来るモノも出来なくなってしまうに決まっています。
「この部屋には絶対に鍵が落ちてるから、徹底的に探してみてくれ!」
「この部屋ではない可能性もあるけど・・・とにかく俺の鍵が見当たらないんで・・・一応この部屋も見ておいてくれよな」
この違いが探す側の気持ちにどれほど大きく影響するかは分かりますよね♪
「今日は今一つ調子が出なかった」
「自分の力が出せなかった」
誰しもこういう経験はあると思いますが、ここで言うところの「調子」や「力」というのはまさにそのときの「精神状態」によって左右されるわけです。
そしてこの「精神状態」というのは「自分にはこの問題は解ける!」という信念が創り出すモノなのです。
さて、落ち着いて考えてみて下さい。
「入試問題」以前に、それが英語であれ日本語であれ、この世に存在する「文章」の全ては、その作者が「誰かに何かを伝えたくて書いたもの」のはずです。
それが「誰にも理解出来ない・・・」ということがあり得るでしょうか?
そしてもう一つ。
「全ての文章が入試問題に出来るわけではない」ということ。
「誰かに何かを伝えたくて書いたもの」であるはずなのに、何らかの理由で「その真意が伝わりにくい(誤解されやすい)文章」というのはあります。
こういうものは色々な意味で「キケン」なので、大学側は「入試問題」として採用しないはずです。
つまり、「それが入試問題に選ばれているという事実」が、「ちゃんと向き合えば絶対に理解出来ること」の理由になっているというわけです。
もちろん中にはいわゆる「悪問」と呼ばれるモノもあるでしょうが、そんなものはごく少数ですし(多分・・・)それが出来なくても合否に影響はないに決まっています。
故に、今日以降の現役受験生のやるべきことは、入試問題を解く度に、「自分の間違え方を検証していくこと」です。
「普通に読めば出来るはずなのに間違えた」ということは、そこに必ず理由があります。
語彙不足?
文法事項の理解不足?
修飾・被修飾関係の取り違い?
あるいは主語・述語関係の混乱?
このうちのどれが理由なのかについて、間違えた本人が改めて考え直してみて、そこで理解することが出来れば、その問題を解いた意味は大いにあったということになるでしょう。
つまり、「次に繋がる」ということです。
これを「成長」「進歩」と言うのです。
繰り返します。
「入試問題を信じよ!」
そしてもう一つ、最後になりましたが大事なことです。
受験生が信じるべきモノは「入試問題」だけではありません。
ここまでやれるだけのことをやってきた「自分」を信じてあげましょう。
やるべきことが全てやれたかどうかは分からない(いや・・・「全て」なんてムリだろ・・・)。
でも自分は自分なりに頑張ってきた。
これだけは胸を張って言えるぞ!
こう思える状況を、残りの2ヶ月で作っていきましょう。
もう一度言いますよ。
「入試問題を信じよ!」
「そして何より、自分を信じよ!!」
行き詰まってしまったときこそ・・・一度大きく深呼吸をして、改めて頭をリセットしてみて欲しいと思います。
というわけで「いつもの流れ」に行きましょう。
今週も先週に続いてサバ缶アレンジです。
何故ならサバ缶が「3缶セット」で売っていたからです・・・。
こんな感じになりました。
見れば分かりますが、サバ缶カレーです。
サバ缶キムチチゲと並ぶ自分の定番です。
キムチやカレーと言った味の強いものにも負けないのがサバ缶の素晴らしいところだと思います。
緑の葉っぱはもちろん?春菊です。
お手軽・簡単だし、もう大好き♪
ってな感じで・・・今週末からの冬期講習も頑張っていくぞ~♪
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