さて、次にベスト8に進出したのは「今回こそ!」と優勝を狙うイングランドでした
対するメキシコは、イングランドの3倍以上となる20本ものシュートを放ち
8万人を超える観衆のほとんどがメキシコサポーターという絶大なる応援を受けたものの
イングランドに数少ないチャンスを活かされ無念の敗退…(汗)
試合が行われたアステカ競技場は、標高2200メートルの高地にあり
メキシコ代表にとっては、W杯10戦無敗の縁起が良い競技場だったのに対し
イングランド代表にとっては、あのマラドーナ氏による
「5人抜き」と「神の手」に屈したという因縁の場所で、40年前の悪夢から解放された
…というか、この先、順当に勝ち上がると、準決勝で件のアルゼンチンと当たるかも…?
そう言えば、アルゼンチン vs カボベルデの試合の観覧席に
シメオネ氏とベッカム氏が並んで座っておられたことにビックリ!
かつてシメオネ選手の「技」にヤられ(失礼!)
報復行為をしたとして、ベッカム選手が一発退場となり、数的不利なイングランドは敗戦…
帰国後には「10人の勇者と1人の愚か者」と
ベッカム選手は大バッシングを受けたものの
日韓W杯では、甲斐さんがビールをお飲みになったために
試合途中でお手洗いへ立たれた際に、ベッカム選手がPKを決めてリベンジを果たされた
…という、因縁の間柄のお二人が、にこやかに談笑なさっているお姿に
歳月の流れの早さを痛感してしまいました…(苦笑)
それはさておき…メキシコのオチョア選手の涙は痛かったけど
その戦いぶりは躍動感に溢れ、メキシコサポーターの皆さんはもちろん
元日本代表監督でいらしたアギーレ監督も…
「相手は素晴らしいチーム。出来るだけのことはした
次の一歩を踏み出すために必要なものは全て揃っている」…とコメントなさっていて
敗戦の中にも、未来に希望を繋ぐ確かなものを掴まれたんじゃないかと…?
続いては、スペインとポルトガルの隣国対決
奥さんが、モドリッチ選手の分まで頑張って欲しいと願っていた
クリスティアーノ・ロナウド選手は、ご自身で口になさった「最後のW杯」で
残念ながら、ゴールを決めることがお出来にならなかった…とはいえ
最後の最後まで、カッコいい「ロナウド」でいらっしゃいました♪
一方、スペインは、W杯初の6試合連続無失点記録を達成
リズミカルにボールを回しながらチャンスを窺う、いつもの戦法で
後半にようやく得た1点を、ボールを失わない技術の高さで守り切った形でしたが
「マン・オブ・ザ・マッチ」に輝いたのは
ゴールを決めたメリノ選手でも、アシストしたトレス選手でもなく
中央へ縦パスを送ったキャプテンのロドリ選手♪
「俺が、俺が」が苦手で(笑)もしバンドを組むなら「ベースがいい」とか
映画やドラマ、舞台を観る時も、主役の役者さんよりも
バイプレイヤーの方に目を奪われがちな我が家の住人が
この選出に殊の外、喜んだことは言うまでもアリマセン(笑)
それはともかく…開催国であるカナダとメキシコが去り、残るはアメリカのみ…
話は少し戻りますけど、フランスがパラグアイと対戦した日…
7月4日は、ご存知アメリカの独立記念日
今年は、250年という節目とあって、試合前には盛大な式典も行われたようです
試合があったフィラデルフィアは、独立宣言を採択した地で
しかも、フランスは、アメリカを国家として承認した最初の国であり
自由の女神を寄贈したという深い関係ということもあってか
エムバペ選手がゴールを決め、フランスが勝利したことにアメリカの皆さんも大喜びで
お祝いムード満点な感じは良かったんだけど
その翌日、FIFAが、先のアメリカ対ボスニアヘルツェゴビナの試合で
レッドカードを受け、退場となったアメリカ代表のバログン選手の1試合出場停止処分を
1年間猶予すると発表!?…って、ベスト8がかかったベルギー戦に出られるってこと?(汗)
イヤ、これまでも処分の猶予を認められた例はあるそうですが
今回、FIFAは、その理由について明らかにしていなかったばかりか
アメリカの「裸の王様」が、事もあろうに、FIFAのインファンティノ会長に対して
「FIFAは正しいことを行い、大きな不正を正してくれたことに感謝する」
…などとメッセージを送ったことで、何が起こったのかは火を見るより明らか…(汗)
これについて、トランプ大統領は「みんなが、あの判断はおかしいと言っている」と告げ
「再審査を求めただけ」と釈明したものの
「彼が試合に出られずにアメリカが負けたら、不正だと主張する」と
脅しとも受け取れる言葉まで口にしていたとあっては、こっちの開いた口が塞がりません!
一方のFIFAは、規律委員会が…「全ての具体的な状況および利用可能な証拠を考慮した上で
決定は行われた」…と判断の正当性を強調し
「サッカーにおいて、レッドカードを見直すことは決して珍しいことではない」とも言及
インファンティノ会長は、大統領の介入による影響を否定し
「裁定を覆した規律委員会は独立組織」とコメント
…って、FIFAの幹部が「受賞者選定の委員会が発足したとも聞いていない
何も知らない内に決まった」と驚いたほど
ナンの説明もなく、いきなり「FIFA平和賞」なるものを作って
トランプ大統領のご機嫌取りをするようなゴマすり野郎の言葉を信じられるはずもなく
…って、そもそも「介入」して来ること自体が「アウト~!」でしょ?(汗)
トランプが、イラン代表チームやそのスタッフに入国を禁じたり
審判、中東やアフリカの国のファンなどにも厳しい制限を加えたりと
好き勝手にルールをねじ曲げただけでは飽き足らず
アメリカ代表チームを勝たせるために、こんな馬鹿馬鹿しい横槍まで…(汗)
それをまかり通らせるインファンティノにも心底ウンザリ…(汗)
ただ、ブラジルのサッカー連盟は、バログン選手にレッドカードを出した
ブラジル人審判について「彼の経歴には、信用を損なったり
疑念を抱かせたりするようなものは一切ない」との声明を出し
FIFAも「最高水準のプロ意識と誠実さを示して来た」と、件の審判を擁護していて
…って、じゃあ、ナンで規律委員会は異例の決定を…?(苦笑)
問題の試合の対戦相手である、ベルギー代表のガルシア監督が
「7月5日が、ヨーロッパにあるFIFAのオフィスでは、4月1日だったとは知らなかった
これはエイプリルフールなのか?」とチクリ(笑)
FIFAを批判した上で「ベルギーのチームや、サッカー協会を守るために言っているのではない
サッカー界を守るためだ」と話されたのに対し
アメリカ代表のポチェッティーノ監督は…
「そもそも、レッドカードの判断が不公平だった」…と
審判への不満を口にして、問題をすり替える作戦へ…(苦笑)
その姿勢を貫き?バログン選手を先発で起用
…が、そのパフォーマンスに、いつものパワフルさはなく(汗)
また、チームとしても、ボール支配率でベルギーを上回りながら
シュート数は、半分以下の7本どまり…(汗)
先制されたあと、同点に追いついたものの、イージーなミスやファウルを繰り返し
これまでの試合とは、違うチームになったかの如く精彩を欠き(汗)
すぐさま再びリードを許し、後半にはダメ押しとなる2点を追加されて、ジ・エンド…
でも、考えてみれば、この試合の前日に、いきなりこんな騒動に巻き込まれた訳で…って
ポチェッティーノ監督は「この一件がチーム全体に影響したか?」という質問に
「言い訳にならないし、出来ない
ルール上、彼は出場できるのに、侮辱や脅迫を受けるのは何故か?
多くの人々に失望した」と否定していたけど
当のバログン選手は「レッドカードを出された時も、出場できると言われた時も決定を受け入れた。これ以上、言えることはない」とコメント
試合後には「観客を沸かせるようなプレーが出来なかった
この舞台に立つために、4年待つのはつらい」と話し
更に、ベルギーのガルシア監督が「君に責任はない」と
試合後にバログン選手と言葉を交わしたことを公表
「彼から私に声をかけてくれたことに、心から感謝している」と語られたことで
「アメリカざまあ!」といった風潮は収まり
バログン選手もアメリカ代表も、トランプとFIFAの被害者であるとの認識となりましたが
ならば尚更、FIFAは異例の決定に至った理由を詳細にするべきだし
その前に、インファンティノ会長の謝罪の言葉を聴きたいですし
裸の王様が、ベルギーに対して関税を引き上げないことを祈るばかりです(汗)